『将国のアルタイル』 7巻

将国のアルタイル(7) (シリウスKC)

将国のアルタイル(7) (シリウスKC)

いや、絶対おもしろいから。読んでみて?ホント。
エキゾチック政治&戦争スペクタクルの第7巻。


周辺三将国の連合軍に攻め込まれた主人公マフムート&クルチュ将国。
しかし、圧倒的戦力差にもかかわらず、篭城戦を放棄する。
それは、各国の状況を冷静に分析した上でのマフムートの戦略だった!!


そしてついに始まった城外での決戦。そこからの戦術はもうお見事。
三将国の思惑の違いを利用し、敵将の慢心にも助けられ、
連合軍を瓦解させることに成功。勝利を収める!


そして、三将国の将王を挿げ替えることでクーデターが成立。
クルチュ将国を含む四将国で親トルキエ政権を誕生させたことで、
今回のマフムートの任務も完結する。


相変わらず魅せてくれますねぇ。。ドラマチックです。
ラストの処刑での独断も、後々火種になりかねないんだけど
マフムートらしいからOK!線の細い絵柄や、交差する思惑など
敷居は高いかもしれませんが、読まず嫌いは禁物ですよ!!