『烏丸響子の事件簿』第8巻

烏丸響子の事件簿 8 (バーズコミックス)

烏丸響子の事件簿 8 (バーズコミックス)

女性が主人公のアクションもの。
その主人公は、「強く、美しい」だけでいいの?


強くて、美しく、…どこか儚い。
だから放っとけない。先を見守りたくなってしまう。
それがこのマンガの主人公、烏丸響子。


「……悪いけど、まだ死ねないの」
「ここに…居る…。あたしのルーツを知る奴が…」
「その口を引き裂いてでも…、聞き出す…!!」
「……、あなた名前は…?」


人と鬼の対立が表面化してきた近未来の日本。
警察内の対鬼組織に所属する主人公、烏丸響子は
鬼の血を引きながら、人に育てられた身。
鬼との戦いの中で、自らも鬼としての能力を覚醒させていく
響子の自我は、人と鬼の間で揺らぎはじめる。


一方で、鬼を取り巻く状況の変化は止まらない。
東北での「鬼の国」独立騒動から舞台は京都へ移り、
人と鬼の争いは、いよいよ最終章へ突入。


物語は結末に向けて加速する!
そのとき響子は、人か、鬼か…!?