『ワイルドマウンテン』 8巻
- 作者: 本秀康
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/03/30
- メディア: コミック
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作者ならではのブラックさ、シニカルさ全開の最終巻。
ワイルドマウンテン町と、町長・菅 菅彦を待ち受ける
怒涛の展開の後に残るのは、悲しいはずの不思議な爽快感。
隕石激突によって突如できた岩山の町、
中野区ワイルドマウンテン町。
町長の菅 菅彦は、茶目っ気たっぷり、ジェラシーたっぷり、
自由気ままで、優柔不断な男(妄想癖もあり)だが、
町と住民のため、空回りながらも奔走してきた。
そんな菅彦とワイルドマウンテン町に訪れた、最大の試練。
立派な町の住民である、岩山に張り付く人型の岩
「ハガレゴッド」の放射能汚染疑惑。
さらには、ワイルドマウンテン町の誕生がそもそも、
地球防衛軍時代の菅彦の任務失敗によるものと
いうことがマスコミに発覚し、町と菅彦は窮地に立たされる。
根拠もなくバッシングを繰り返すマスコミに、
菅彦が繰り出した起死回生の一手とは!?
そして、その結末は……??
かわいい絵柄で描き出される孤独な男の物語、
ここに完結。